テストで言語能力は測れるか (中村洋一著 桐原書店 2002)

目次 第一章 言語テストの基本的な考え方第二章 言語テストの作成と実施第三章 古典的テスト理論による言語テストデータ分析第四章 項目応答理論における言語テストデータ分析第五章 TDAPによる計算結果の正確さ 概要 TOEFLがオンラインで試験を実施し…

絶対評価とルーブリックの理論と実際(高浦勝義 黎明書房 2004)

目次 第一章 生きる力の育成と評価の課題第二章 絶対評価を中心とした指導要録の改訂第三章 問題解決評価観の展開第四章 評価の観点とルーブリックの作成第五章 単元指導計画の作成と評価計画の立案第六章 授業と絶対評価の展開 概要 近年、アメリカやイギリ…

新しい評価を求めて(キャロライン・ギップス/鈴木秀幸訳 論創社 2001)

目次 第一章 評価のパラダイムの転換第二章 評価と学習の関係第三章 テストのもたらす弊害第四章 妥当性と信頼性第五章 クライテリオン準拠評価第六章 パフォーマンス評価第七章 教師の評価と形成的評価第八章 倫理と公正第九章 教育評価の枠組み 概要 学力…

納得の構造 日米初等教育に見る思考表現のスタイル (渡辺雅子 東洋館出版 2004)

概要 本書は、思考のプロセスに関する日米比較を中心として、「書く」学習の基礎にある認識力や思考力の内実の違いをまとめた非常に面白い本である。 作文を書かせる際に、その内容をどう作らせるかという学習の組織には非常に苦慮するところであるが、どの…

生きる力を発揮させる国語教育 (小川雅子 牧野出版  2001)

概要 本書は、学習者の言語生活の実態を例にとりながら、国語学習における問題点を「内言」の深化という観点から解決しようとする試みを示したものである。 氏は本書を、西尾実の考えをに基づきながら、「問題と感じていることを言語生活創造の要因と考えて…

授業デザインの最前線 Ⅱ 理論と実践を創造する知のプロセス (高垣マユミ 編著)

目次 第一部 授業をデザインする視点 第二部 授業のやる気を高める視点 第三部 授業の理解をうながす視点 第四部 授業を創りあげる視点 第五部 授業を捉える視点 第六部 授業を支える視点 概要 教育心理学の諸領域がいかに現場の教育に資するかという点にお…

教育の現象学 (中田基昭 川島書店 1996)

目次 第一章 授業の暗黙の前提 第二章 生と世界 第三章 実存と生 第四章 人間関係のなかでの実存 第五章 授業の中の対話 第六章 真理と芸術 概要 昔、定番教材を扱う際の教師の潜在的意識の研究をしたことがある。学習者の反応や教材の理解が予測できるが故…

質的研究法による授業研究  (平山満義 北大路書房 1997)

目次 第一編 教育学から見た質的授業研究 第一章 教育学からみた今日の授業研究の課題 第二章 エスノグラフィー法の意義と手続き 第三章 エスノグラフィー法による信頼性と妥当性 第四章 質的研究法と量的研究法を融合した授業研究 第五章 文化としての「指…

認知心理学からみた授業過程の理解  (多鹿秀継 北大路書房 1999)

目次 第一章 序論 第二章 カリキュラムと授業の理解第三章 授業過程の理解第四章 国語の授業過程の理解第五章 算数・数学の授業過程の理解第六章 理科の授業過程の理解第七章 授業形態の理解第八章 授業と個人差の理解第九章 授業とテクノロジーの理解第十章…

教えることの復権  (大村はま/苅谷剛彦・夏子 ちくま新書 2003)

目次 序章 「大村はま国語教室へ」 第一章 言葉・文化を学ぶことの価値観 第二章 大村はま国語教室の実践 第三章 教えるということ 第四章 中学校の教室から大学の教室へ 第五章 教えることの復権を目指して 概要 大村先生の御実践に触れる機会は少なくない…

ピアジェ理論の展開  (滝沢武久著 国土社 1992)

目次 序章 ピアジェ理論の現代的意義 第一章 発達の相互作用説 第二章 認識の基本概念の形成 第三章 活動から思考へ 第四章 人間関係の中での発達 第五章 発達の個人差 むすび ピアジェ理論の今後の課題 概要 ピアジェの理論は現代の教育学研究を始め、心理…

ヴィゴツキーの発達論  (中村和夫 東京大学出版会 1998)

目次 序章 文化-歴史的理論の概要と本書の構成 第一章 初期ヴィゴツキーの意識論の特徴 第二章 20世紀初頭の心理学の危機に対する分析 第三章 文化-歴史的理論の形成におけるケーラーの「類人猿の知能研究」の意義 第四章 言葉(記号)による媒介と子ど…

子どもの「自己」の発達  (柏木恵子 東京大学出版会 1983)

目次 序 問題の所在と関心第一部 自己の認識の諸相とその発達 第一章 自己の存在の発見 第二章 自己についての認識の成立と展開 第三章 自己についての評価・感情・信念第二部 自己の行動統制機能の諸相とその発達 第一章 行動における自己の働きへの関心 第…

コミュニケーション学への招待  (橋元良明 大修館書店 1997)

目次 第一部 コミュニケーションを解剖する 1 コミュニケーションを生物学する 2 言語的コミュニケーションと思考様式 3 コミュニケーションを認知科学する 4 コミュニケーションを哲学する 5 動物はどのようにコミュニケーションをしているのか? 6 …

非言語的パフォーマンス (佐藤綾子 東信堂 2003)

目次 第一章 非言語的パフォーマンスとは何か 第二章 非言語パフォーマンスはトレーニングで変わる 第三章 人間関係づくりにおける顔の表情トレーニングの実験 概要 コミュニケーション能力の育成が学校現場で強く求めているなかで、コミュニケーション能力…