2022-01-09から1日間の記事一覧

国語教育と児童文学とのあいだ (宮川健郎  1993)

序章 文学作品の教材化とは何か 第一章 「児童文学教材」と「現代児童文学」のあいだ 第二章 教科書の中の児童文学 第三章 賢治童話と読者 宮川先生とは教科書編集でご一緒させていただいた時期がある。いつも非常に役立つ絵本や児童文学のお話を伺えた。あ…

『教師のための読者反応理論入門』(R・ビーチ 1998)  

第一章 序論 第二章 テクスト志向の反応理論 第三章 経験志向の反応理論 第四章 心理学的反応理論 第五章 社会的反応理論 第六章 文化研究的反応理論 第七章 実践に対する理論の適応 ビーチ氏の研究の成果が、日本に取り入れられたのは、山元隆春氏の功績で…

脳はこうして学ぶ

学習とは何か。できなかったものができるようになるとか、しらなかったことを知ったとか、わからなかったことが分かった時に学習が成立すると考えられやすい。小さな子供が新しい世界を開くようなこれらの瞬間が学習だとするならば、私たちはずいぶん小さい…

学習に何が最も効果的か

授業における学習活動をどのようにとらええるかということは目的に応じて違ってくるのであるが、いずれにしてもとても複雑で難しい。それゆえに学者、教師もどこかに焦点を当てて断片的に理解するしかない。 授業の質や良し悪しといった点にまで理解を及ぼそ…

思考する教室を作る概念型カリキュラムの理論と実践

論理的思考力の育成が中学校から高校ひいては大学にかけて必要とされてきた。これはいつからということもなく、ずっと昔からそうであった。文科省などの教育行政的には、呼び方も変化してきたし、焦点化されるポイントも変わってきてはいるが、結局論理的に…